日課活動は毎日規則正しく、子どもの発達を促し、かつ子どもが本来もっている欲求に基づいたさまざまな活動をテンポ良くメリハリをもって設定しています。
この活動は教えることが目的ではなく、子どもが自ら喜んで参加し気持ちよく、楽しい体験を日々積み重ねていくことにあります。
また、この時期に身につけてほしい「生活習慣」を日常の生活体験の中で「お作法」として取り入れていきます。
正課の中では、書道(毎週月)、体操(毎週火)、英語(毎週金)、音楽(年5回)の外部講師による指導も行っています。
音楽
発声 / 歌 / ピアニカ
姿勢を整え、大きくロを開けて発声練習をします。リズムに乗って心を込め、みんなの声を揃えて歌う喜びの体験が仲間との連帯感を育みます。
鍵盤ハーモニカは弾くことよりもまず最初はルールをしっかり覚え、毎日少しずつ練習を積み重ねみんなで音をあわせること、合奏することの楽しさをともに喜びます。
ことば
暗唱 / ことわざ / 俳句 / 読み聞かせ
文字や言葉を教えるのではなく、心地よいリズムに乗って声を出して物語を音読したり、ことわざを暗唱したりします。
覚えることが目的ではなく、毎日たくさんの文字や文章に触れることで豊富な言葉をどんどん吸収、蓄積し美しい日本語を身につけていきます。
英語活動も楽しく、好奇心をふくらませます。
ワーキングメモリ
幼児期にもっとも発達するとされる脳の前頭前野を発達させることは「人間性知能」(HQ)を高めることであると言われています。
人として最も重要なこの時期にワーキングメモリ(WM)といわれる脳の機能を鍛え向上させるための各種カード活動を取り入れていきます。