入職1年未満の新任事務職員を対象とした研修が開催されました。この研修は、学園の概要や建学の精神を理解するとともに、学校法人の職員としての基礎的な知識やスキルを習得することを目的としています。また、専任事務職員同士が情報交換を行い、交流を深める場としても位置づけられています。
当日は、人事部長の挨拶から開始し、自己紹介を通じて参加者同士の顔合わせが行われました。参加者一人ひとりが名前や配属部署、担当業務、そして「皆さんに知ってほしいこと」を共有し、和やかな雰囲気の中で研修が始まりました。
研修プログラムの内容
研修は、以下のプログラムに沿って進行しました。
- 学園の概要(学園本部事務局長)
学園の歴史や組織構成についての説明があり、職員としての基礎知識を学びました。 - 建学の精神について(宗教部)
学園の理念である「利他共生」や「感恩奉仕」の精神について深く学び、日々の業務にどう活かすべきかを考える時間となりました。 - 学園の情報リテラシー(学園情報センター)
情報管理やセキュリティの重要性について学び、職員としての責任感を再認識しました。 - 学園のグランドデザイン・中期計画(理事長室)
学園の将来像や中期的な目標についての説明があり、職員一人ひとりが学園のビジョンにどう貢献できるかを考えるきっかけとなりました。 - 経理処理について(財務部)
実務に直結する経理の基礎知識を学び、日々の業務に役立つ内容が盛り込まれていました。 - 労務・福利厚生について(総務部)
職員が働きやすい環境を支える制度について説明があり、引き続き安心して働ける環境づくりのために、制度への理解を深めました。 - キャリア・メンタルヘルスについて(人事部)
職員自身のキャリア形成の重要さや心身の健康を守るための知識や対策について学びました。 - 人事制度について(人事部)
評価制度についての説明があり、職員としての成長を支える仕組みを理解しました。
受講者の感想
研修後には、参加者から多くの感想や意見が寄せられました。その一部をご紹介します。
「学園の理念や中期計画を改めて理解し、日々の業務に活かしていきたいと感じました。」
「経理処理や情報リテラシーなど、実務に直結する内容が非常に有意義でした。」
「同期の方々と情報交換ができたことが大きな収穫でした。今後も連携を深めていきたいです。」
「建学の精神を常に念頭に置き、感謝の気持ちを忘れずに業務に取り組んでいきたいと思います。」
今後の課題と改善点
参加者からは、「研修内容が充実している一方で、時間が足りないと感じた」「グループ討議や話し合いの時間があるとさらに良い」といった意見も寄せられました。これらの声をもとに、次回以降の研修ではプログラムの見直しや、より参加型の内容を取り入れることを検討していきます。
最後に
今回の研修を通じて、新任職員の皆さんが学園の一員としての自覚を深め、日々の業務に活かせる知識やスキルを身につけることができました。学園の理念である「利他共生」の精神を胸に、これからの業務に邁進していただけることを期待しています。


