令和6年7月19日(金)に専任事務職員(管理職)を対象とした管理職マネジメント研修を行いました。
目的
学園としての成果拡大を促進するために管理職の知識・技能を標準化することを目的として、組織全体の効率性と生産性を向上させることを目指して実施。
内容
管理職の役割、業務の差配、チームで仕事をする意義と心理的安全性の意義について、講義・グループワーク形式で実施。
≪受講者の感想≫
組織の中で管理職(者)として求められる具体的な役割について、他の参加者からの意見などを通して改めて考える機会となった。組織の提供価値を最大化し続けることに向けて、具体的に部署内のスタッフなどに対して、どのように向き合うのか、学生満足度の向上を通じた大学(各部門)の充実、成果の達成、人財の育成など、目標を明確にしてモノ、ヒト、カネの充実と安定化が重要である事を感じた。日々の中でも、部署内だけでなく、他部門、他部署との共有を図りながら業務にあたって行きたいと思う。
改めて自身の日頃の対応等を振り返る機会となった。特に部署メンバーから報告等があった時の心理的安全性を高める回答の仕方、および相談の機会をいつでもではなく、期日を具体的に決めることをすぐに実践していきたい。管理職の役割として、メンバーの日頃の様子に気を配り、1on1ミーティングと定例ミーティングの場を活用して、誰でもが意見が言いやすく、お互いを認め合える環境を整え、結果として部署の成果が上がるよう取り組んでいかなければならないと改めて認識した。
グループワークにより、他者の意見等を参考になることが多くあった。自身の考えや取り組み方が、ある程度他者と方向性が同じ部分があり、安心感を持てた。また、違った考え方(捉え方)もあり、自身の考えに幅を広げられるきっかけにもなったように思えた。また、1on1ミーティングの実施に、多くの管理職間での認識が図れているように感じた。
組織構成上、管理職の全員が実務から離れてマネジメントをすることは難しいかもしれないが、組織の戦力化を考えると部下(一般職)に仕事を任せて経験をさせ、管理職は部下に経験学習サイクルを定着させることが重要だと感じた。1on1ミーティングなどを通じて部下の状況を常に把握し、職場内の心理的安全を担保することも重要な取組みである。部下の育成には、ある程度併走する姿勢が必要であるということ。指示を出すだけ、結果だけを求める管理職では、今後は務まらないと感じている。