令和6年7月12日(金)に入職2年目の専任事務職員10名を対象としたフォローアップ研修を行いました。
目的
入職して1年経過し、昨年度の業務の振り返りと今後、中堅事務職員として必要となる意識の醸成及び他者とのコミュニケーションスキルの習得、また配属先が異なる同期の交流の場とする。
内容
・現等級に求められる自身の役割・期待
→ 個々人に求められている役割・期待を再確認することを目的に人事評価で用いる職員開発(SD)表をもとに1年間の自身の行動を振り返り、自己評価をつけ受講者間で強み・弱みの共有を行いました。また、受講者それぞれの上司・OJT担当者より今後の活躍を期待して事前に記入してもらった入職後の成長度合いや応援メッセージを配布しました。
・1年間の業務の振り返りと業務内容紹介
→ 1年間の業務の振り返りと受講生相互の業務理解を目的に担当した業務内容の紹介や業務で苦労した点、今後の改善点等を事前にパワーポイントでまとめさせたものを1人5分で発表を行いました。
・学園本部・学園本部事務局長とのディスカッション
→ 今年度新たな試みとして、1年間の業務経験を通じて抱いた疑問等を解決することを目的に学園本部もしくは学園本部事務局長とのディスカッションを行いました。受講者から寄せられた疑問等は様々で「本学園の強みや職員に求められる能力」や「高大連携」、「働き方」についてディスカッションが行われました。
・ディベート
→ 論理的思考力や批判的思考力等の能力向上を目的に「テレワークの実施有無」をテーマに肯定派・否定派にわかれ、議論を交わしてもらいました。
≪受講者の感想≫
「学園本部・学園本部事務局長とのディスカッション」では自分の中ではなかった視点での話を多々聞くことができて、勉強になりました。これから更に仕事を頑張ろうと感じました。
「学園本部・学園本部事務局長とのディスカッション」では学園本部として、園児~学生だけでなく、教員・職員のことも考えていること、また、変化を恐れず時代と人とともに変わっていく姿を回答から読み取ることができました。
「学園本部・学園本部事務局長とのディスカッション」では①福祉では傾聴することが求められること、②予算を立てる際は事前の計画と結果検証が大切であること、この2点が特に印象深かった内容でした。どちらも業務において重要であり、これまで実施できていたか振り返るきっかけになったと同時に、仕事をする上で自分自身の行動に落とし込んでいきたいと思いました。また、ディスカッションテーマはどれも自分事として感じられ、部門の担当者でなく学園の一員である意識が強まりました。2年目職員と学園本部とで近い距離で対話できる貴重な機会でした。
「ディベート」ではいざ自身がディベートの場に立つと、意見を述べることに集中してしまい、伝え方がおろそかになってしまいました。話し方は今後どの部署でも、関係性を築く上で重要なスキルになると思うので、今回の気づきを得られて良かったです。どの意見に対しても予めメリットだけでなくデメリットも考え、デメリットに対する策を考えることも大切であると学ぶことができました。
日々の業務から離れ一年間を振り返るというのは、貴重な機会になりました。今回、振り返ったことで気が付いたこともあったので、自分自身でも振り返る時間は、今後も確保していきたいと思いました。また、自分の業務だけではなく、他部署も含め、周りの仕事内容にも興味を持つようにしていきたいと感じました。
同期がそれぞれの1年目をどうやって過ごしてきたのか、どのような業務を行っていたのかを知ることができて視野が広がった想いもあり、とても嬉しく思いました。また、自分の目の前の仕事に集中するだけでなく、周りの仲間や職場の状況もしっかりと見ながら、業務を進められるようにしたいと感じました。
同期全員が集まり、新たな発見が多くありました。また、各々担当業務について大変な部分もありながらも頑張っている様子が伝わり、「ひとりじゃないんだ。」を感じました。
定期的に業務内容の共有や意見交換をしていきたいと思いました。